ここ最近、やっと花粉の量が少なくなってきましたね。とはいえ、我が家の花粉症に苦しむ人たちはまだ鼻づまりのようです。「早く洗濯物や布団を思いっきり外干しした〜い!」と思い続ける私。実はスギやひのきの花粉より、ハウスダストに弱いのです。
そこで今回は、同じようにハウスダストアレルギーでお悩みの方にオススメしたい『布団生活』のお話。
ハウスダストアレルギー予防には掃除が必須
ハウスダストアレルギーのアレルゲンは、埃はもちろん、人やペットの毛などをエサとして繁殖するダニなど。それらを排除するには、掃除が欠かせません。この掃除は、ベッドより布団で生活する方が断然ラク。ベッド周りの掃除がマメにできないめんどくさがり屋さんには強くオススメします!
私の布団生活が始まったのは中学生の頃。
当時ハウスダストアレルギーだった私のために、母が家中のカーペットを剥がし、ベッドをやめて、畳&布団生活に変えてくれたのです。それまで、多くの子どもが憧れる2段ベッド生活をしていましたが、ベッドやカーペットにはハウスダストがたんまりだったことでしょう。
それを撤去したことで、アレルギー症状が激変しました。
あの時の母の行動にはとっても感謝しています。お母さん、ありがとう!おかげで、今ではよほどでない限り症状が出ることはありません。歳をとって体質が変わってきたということもあるかも?
以来、私はずっと布団派。
今我が家では、家族4人6畳間に布団を並べて寝ています。子どもたちのサイズが大きくなってきたので、そろそろこの生活も変わる時期かなぁと思っていますが、それでも寝床を移動させるだけ。今のところベッドを購入する予定はありません。
布団生活のメリット・デメリット
ここで、ベッドと比較した布団生活のメリット・デメリットを挙げてみました。(あくまでも、古後調べ)
メリット
- 寝ている間にゴロゴロ動き回っても落ちる心配がない
- 子どもが小さいうちは、添い寝や夜中の授乳がラク
- 寝ている時以外は押入れにしまっているので、部屋を広く使える
- 布団がしまってあれば、部屋の床掃除が簡単(ベッドの場合、ベッド下に埃がたまる)
- カバーを洗う、布団を干す程度なのでメンテがラク(ベッドの場合、さらにマットレス下やベッド本体の掃除が加わる)
・・・など。
デメリット
- 毎日布団の上げ下ろしが必要
- 押入れサイズの収納場所が必要
- 人数分の布団を敷く床面積が必要(ベッドの場合、2段ベッドなどで部屋の高さを利用することができる)
- 布団を敷かないと寝られない(仮眠であれば、畳にそのままゴロリとできますが)
- 足腰が不自由な場合、床から立ち上がったり、布団の上げ下ろしするが大変
・・・など。
めんどくさがり屋なのに布団の上げ下ろしができる理由
ある程度の広さがあるお宅の場合、布団の最大のデメリットは毎日の上げ下ろしかもしれません。めんどくさがり屋の私になぜこの作業ができるのかというと、過去に布団を敷きっぱなしにしてカビさせてしまった経験があるから。
学生時代、一人暮らしを始めた私は自由気ままな生活をしていました。もちろん布団の上げ下ろしはサボっており・・・。
冬のある日、敷布団と床の間が湿っぽいことに気づきました。もしや?と思って敷布団をめくってみると、全面に広がるカビ!
人は寝ている間に相当の汗をかくというのは本当なんですね。汗を吸った敷布団が冷たい床で冷やされ、布団の下面がじっとり。そんな経験から、よほどのことがない限り布団を上げる作業は欠かしません。
ベッド生活or布団生活、何を優先するかはあなた次第。
布団で寝ることのデメリットもありますが、それでもハウスダストアレルギー症状がひどい方にぜひオススメしたいのは『布団生活』です!
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